相続する相手がいない

相続とは、人が亡くなった時に、その人の財産を、残された家族に分配する機能を持つ法的な手続きです。民法で相続の順位が規定されています。例えば、亡くなった人(被相続人といいます)に子供がいれば、第一順位の相続人となります。子供がいない場合は親、親がいない場合は兄弟姉妹、というように上下の関係から左右の関係に相続人が決まります。相続人が複数いる場合の割合についても規定されています。順位の高い人ほど多い割合で相続できるのが原則です。では、家族がいない、相続人がいない場合はどうなるかというと、最終的には国に遺産が行くことになります。

 

ただし、遺言によって遺産の使い道を指定していれば、話は別です。アイススケート02

 

例えば、自筆証書遺言を使えば、家族でなくても誰にでも遺産を残すことができます。実際には、運用面で困難なことはありますが、遺言書を書くこと自体はできます。極端な話、飼っていたペットに遺産を残すこともできます。

 

 

それから、遺産を福祉施設に寄付するということもできます。世話になった友人に全財産を残すこともできます。

 

 

こうした特殊な遺言を残す場合は、それを確実に執行してくれる、信頼できる人物を決める必要があるでしょう。相続人がいないと思っていても、いざ亡くなってから、遠い親戚がいたことが判明し、遺言執行についてトラブルが生じることもありますので注意が必要です。

 

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